〜1.ある朝の始まり〜

『行かないで。私の側にいて!!』・・・うなされるように目が覚めると、カーテンの隙間からネオンの明かりが差し込めていた。 手さぐりでメガネを探し時計を見ると明け方の4時を回っていた。 僕にとっての4時はちょうど良い時間だ。朝食迄には3時間以上あ…